月経困難症との付き合い方 治療法や診断について

暮らし
おこげ
おこげ

こんにちは!ASD主婦ブロガーのおこげです!

女性の皆様、月経にお悩みはありますか?私はあります。ありますというか、ありまくります。というかつい最近も月経困難症に振り回されたばかりです。

今日は私の抱える「月経困難症」について体験などを交えながらお話ししていけたらなあと思います。

月経困難症とは?

月経困難症とは、月経に伴って起こる様々な病的な症状のことを言います。月経中はもちろん、月経前後にも症状が見られることがあります。よく聞く症状としては下腹部の痛みや腰痛、頭痛、疲労感、イライラや抑うつなど身体的、精神的に様々なものがあります。女性の皆さんなら誰しもが大なり小なり経験されていることかもしれませんね。症状の出方や重さもひとそれぞれです。なので時には同じ女性でも理解しがたいような症状の方もいらっしゃるかもしれません。私も生理痛が重い方なのですが、生理痛が重すぎて気絶してしまう女性がいらっしゃると初めて聞いた時には驚きました。

月経困難症を抱える女性の中にはその症状のひどさによって日常生活に支障が出る方もいらっしゃいます。かくいう私もその一人です。

月経というのは女性なら誰しもが経験することなのですが、月経の重さ軽さが人によって大きく異なる上、月経への印象も人それぞれなのでなかなか周囲に理解されないこともあります。その結果、病的な症状が酷いのに無理して仕事や家事をしなければならなかったり、辛さを理解してもらえないことに苦しむ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

月経困難症、わたしの場合

ここで私の月経困難症の症状についてお話ししますね。

私は昔から月経がやや重めではありました。月経痛がひどいので鎮痛剤を飲みながら学校に通ったりしていましたね。その症状に変化が現れたのは十代後半の頃でした。突如幻聴の症状が発生したのです。「私は見張られている」「ネットを使って攻撃を受けている」と言った妄想のような思い込みの症状も出始めました。ところが月経が始まると途端に症状が改善されるんです。

最初の頃は月経と繋がってると思っておらず、時々現れる幻聴や妄想に対して何らかの精神疾患なのだとずっと思っていました。ただ、これらの症状は一か月のうちに一週間、長くても二週間くらいしか無い症状でした。なのでこれと言った対策を取らずに十年以上付き合ってきました。

ところが二十代後半になると精神症状が悪化してしまい、危険な行動に及びそうになる事もありました。幻聴もひどくなり、内容もどんどん過激なものとなっていきました。また、思考が極端になりやすく、感情的に物事を捉えてしまい、激しく怒ったり泣いたりと情緒不安定にもなってきました。

でもやはり月経が始まるとケロリと治ってしまうのです。ここまできてようやく私は自分の精神症状と月経がリンクしていることに気付きました。

今は産婦人科へ定期通院して治療を受けています。

月経困難症の治療

月経困難症の治療は症状に応じて違います。

まずは産婦人科へかかることをお勧めします。精神症状がある方も産婦人科へ行ってみましょう。子宮内膜症など、婦人科系の疾患が無いかまずは検査や診察を受けます。

その後症状に応じた治療がされていきます。ピルを処方される事が多いとは思いますが、漢方薬で治療することもあります。

私は漢方薬を飲んでいたのですが体質に合ってなかったようで全身の倦怠感や体のほてりといった症状が出ていたので停止しました。婦人科に効く漢方も色々な種類がありますので、ご自身の体質に合う漢方薬を処方して頂きましょう。

私は「フリウェル」というピルを服用しています。

ピルにも様々な種類があります。一か月の周期で月経を起こすタイプが一般的ですが、三か月に一度のものなどもあります。三か月に一度の月経だと月経困難症の症状も三か月に一度になるのでより症状の重い方にはいいのかもしれませんが薬価が高くなるようです。自身の体質や続けやすいかどうかなど主治医と相談して決めていきましょう。

ピルの副作用で、血栓ができやすくなるといったものがあります。定期的な婦人科の受診もして医師の診察や検査を受けていく必要があります。激しい頭痛や胸の痛みがある場合は血栓が詰まっている可能性があるのですぐに最寄りの病院へ受診しましょう。

月経困難症の治療をしてからの私

月経困難症の治療を始めて1年近く経過しますが、月経前後の精神症状は大分軽くなりました。

幻聴や妄想が起こるときもありますが、脳が混乱するほどのものは少なくなってきました。月経前に穏やかに過ごせて仕事が普段通りに行えるのが本当に嬉しいです。また、身体症状である頭痛と生理痛もほとんど起こらなくなりました。

ただやはり、普段の生活でストレスが溜まっていたり、疲れていたりすると月経困難症の症状も出やすくなる印象があります。

月経困難症との付き合い方

そういった自分の経験から、月経の時以外の生活習慣の見直しやストレス解消をしていくことも重要だなと感じています。バランスのよい食事や規則正しい生活を送ること、趣味や運動などでストレスの発散をするなど、普段の生活にも気を配って暮らしていきましょう。

そして私おススメの月経困難症真っ最中の過ごし方としては「好きな事をトコトンやること」です。私は月経困難症の症状が出始めたら、まずはお風呂とか着替えとか、日常で必要最低限にするもの以外の「やるべきこと」を排除します。例えば掃除は汚れた場所だけ、料理は冷凍食品やレトルト食品を活用して簡素にする、延期できる予定や作業は延期してしまいます。

そしてお気に入りの音楽をかけて趣味に没頭します。趣味に関してはあえてじっくりやってみたかった事に打ち込んだり新しい分野にチャレンジしたりします。例えば読書だと今まで気になってたけど読めずにいた作家さんの小説を読んでみるとか、少し分厚い本にチャレンジしてみるとかね。

そんな感じで私はもう趣味に全振り!みたいにしてしんどい期間はやり過ごしています。今月の月経前に何しようかな~なんて考えたりしてますよ。笑

過ごし方は人それぞれだとは思います。好きなだけ眠ってもいいでしょうし、好きな食べ物を食べにいってもいいですよね。あまりアクティブな事は出来ないかもしれませんけど、好きなことをゆったりとする時間に充ててみてはいかがでしょうか。

また、月経困難症への周囲の人の理解も必要だと感じています。家族や職場の人の理解や配慮を得ることが出来れば月経前後の仕事や家事をセーブしたり、休息に専念することができますからね。

月経困難症への理解が進み、女性がより活躍しやすい世の中になるといいなと思っています。

それでは今日はここまで!最後まで読んでくださってありがとうございます。おこげでした!

コメント

タイトルとURLをコピーしました